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■ 最終号:住宅会社からみた『クレーマー』対策 ■
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さて、今日は自分のなかでタブーとしていた
『住宅会社からみたクレーマー対策』の特集をしましょう。
ネット上には、お施主さまからみた住宅会社へのクレーム事例はそれこそ
ちょっと検索するだけで、いろいろな会社のいろいろな事例が出ています。
でも、住宅会社のクレーマー対策となると、なかなか表に出てこないもの。
そこで、私のつたない経験から、住宅会社としての対策を明らかにしてみます。
不満を告発することです。
他業界の事例になりますが、あるECサイトでクレジットカード番号などの
個人情報が流出したときの発端はネット上の書き込み。
クレジットカード番号が漏洩するという、ECサイトのほかクレジットカード会社
も関連する事件でしたが、カード会社とECサイト運営会社の対応より早く、
特に海外サイトでの書き込みに端を発して、ブログ炎上からそのECサイトへの
サイバー攻撃、カード再発行に伴う損害賠償請求などいろいろな事件がおきました。
同じように、お客様も住宅会社を選ぶときに『ネットを使う』ことが常識である
ちょっとした行き違い、住宅ローン関係や火災保険など多額のお金が絡む話が
多いだけに、ちょっとした事実誤認がお互いの信頼関係を大きく損ねてしまう
ことはそれこそ日常茶飯事です。
やっかいなのは、この不平不満を当事者に直接話せないし、かといって信頼できる
いない状況では、鬱積した不平不満がネット上に流れてしまうこと。
同様に、直接関係のない第三者に対してこのように鬱積した不平不満を漏らした
場合、施工した住宅会社との関係が壊れてしまいあとあとのメンテナンス時点など
で売り手と買い手の壊れた関係が顕在化される懸念もあります。
具体的にいえば、メンテナンスや定期訪問にも来てもらえなくなる、ということ
ですね。
また、公開した内容によっては、不平不満を漏らしたお客様が施工した会社から
訴訟を起こされる可能性もありえます。
通常であれば、お客様から直接お話をいただいた場合は「初期対応で回避する」
のです。
お互いの信頼関係が強固であれば、なにか問題が発生したときに、
施工した会社、施工した職人のみなさんが『われ先に』参集して、障害解決に
あたることは、ちょっと冷静に考えれば当たり前のことです。
現に私自身、お客様から直接そのようなお話をお申し付けいただいた段階で
即座に関係修復に動いたことは、それこそ数え切れないほどあります。
妥協点と引き際を決めた上で、毅然とした態度で挑むことで、お客様からの
信頼を勝ち取ったことは、一度や二度ではありません。
しかし、住み手と施工した住宅会社との人間関係が壊れてしまっていたら?
あたることに期待できないことは、逆の立場で考えてみれば容易に判断でき
ますね。
私自身、このようなことはできるだけ回避したかっただけに、
あまり予算の厳しい工事は受注しないことなど、あえて無理して受注せずに
他社にお譲りしてしまうことも数え切れないほどありました。
しかし、この方法で回避できるのは『直接受注したお客様』が基本で、
ときの基本的対処スキル』をすり合わせしておかないと、ひとつのクレームに
何人もの人間が介在してしまい、クレーム処理の指揮系統混乱と誤った対処に
より、お客様との関係修復が困難になる場合も十分ありえます。
あいだに入った方のクレーム処理スキルとは、それほど重要なことなのです。
なぜ、最終号でこのような話題を取り上げたか、というと住宅会社と建て主の
先週配信した『超長期住宅モデル事業』のコンセプトとは、
買い手からの評価を基準に考えているのです。
たとえば、建築前後のクレーム事例などは『住宅履歴書』にも記載されない
ただし、建て主と住宅会社との関係が冷え切ったままで建てられる住宅と
住宅。
どちらが、現在の建て主、将来現れるであろう『買い手』にとって魅力的な
端的にいえば、200年住宅という『超長期住宅』という社会与件のなかで、
売り手だけではありません。
いろいろな業界で顧客戦略の戦略構築から、お客様を目の前にした現場レベル
『顧客戦略とは、売り手が一方的に考えるものではなくその商品・サービスの
価値を継続的に高めていくために買い手と一体になって考える戦略』という
ことです。
となると、いままでのように「お施主様が上で、建てる側は下」という
すまない話なのです。
「お施主様」という立ち位置が社会的に定着している現在の「買い手」に
『住宅の価値』を考えることで、きっと受け入れていただける日が来る
ものと、信じてやみません。
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■ 編 集 後 記 ■
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この号を持って卒業します。
今日が、武海建設在籍の最終日。
明日からは別の立場で、この住宅業界にかかわって参ります。
現在の予定では、来月以降はこちらで執筆します。
こんなことや、あんなことなど、
楽天ブログ『小さな建設会社の販促担当者のひとりごと』
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